自分のことを棚に上げなければ人にものは言えない

自分のことを棚に上げなければ、人にものは言えない。
(以前、勤めていた学習塾の上司が言っていました。)
至言だと思います。
完璧な人などいないでしょうから。

色々と言う大人の中には、
自身が受験生のころ大して勉強もしていなかったくせに、
生徒には毎日○○時間勉強するように、
と言ってみたり、
計画的に勉強しなさい、
という先生が突然、
スケジュールを変更したり、定期テストの範囲が変わったり、
ということが起こります。

それは、しょうがないことなのです。
「自分のことを棚に上げなければ、人にものは言えない」ですし、
生徒に苦言を呈する立場なのが先生なのですから。
(先生という立場の人は、自身が勉強熱心で、計画的であってほしいものですが。。。)


でも、
理不尽な発言や、
あまりにも現実からかけ離れた無理なことを言ってみたり、
相手の立場に立たないもの言い、
をするのもよくないでしょう。

たとえば、
中学3年生は、夏休み中毎日8時間勉強しましょう。
というのは、適切なのでしょうか?不適切なのでしょうか?

当たり前ですが、
適切な生徒もいれば、不適切な生徒もいるでしょう。

普段は学校で6時間の授業を受けて、
3時間の家庭学習が習慣化されている生徒であれば、
夏休みという誘惑(これがなかなかクセモノだと石川は思いますが)さえ乗り切れれば、
乗り越えられるハードルであると思います。

しかし、

そもそも、学校の6時間の授業だって、まともに集中しているかどうか怪しいし、
塾に通うだけで家庭学習などやったことのない生徒にとって、
毎日8時間勉強しましょう、
という言葉は、おそらく虚しく響くでしょう。

先生という立場の仕事をしているとわかりそうなものなのですが、
それぞれの生徒で状況は全く異なります。
しかし、
不思議なことに全体に対して指示を出したくなったり、
仕組み作りに必死になる人はいるものです。

もちろん、全体に対する指示は大切です。
全体が上手く回るような仕組み作りも大切です。
しかし、
それは、全員にあてはまる最大公約数の部分が言及されるべきでしょう。

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