上書きするのは難しい
質問をされて、石川が説明を始めると
「そこはわかっています」
という生徒が稀にいます。
(現在の塾生ではありません。)
しかし、
ほとんどの生徒は、
「そこ」が原因で疑問になっているという認識がないだけで、
解決すべき所は「そこ」なのです。
高校の勉強に限らないと思いますが、
「学び直し」「やり直し」を難しくしているのは
おそらく、このことが原因です。
「中途半端に」、「なんとなく」、「雰囲気で」、「だいたい」勉強した、
という感覚があるために、クリアーな状態から説明を聞くことができないのです。
本人に苦手意識があり、
「ゼロから説明してください」
と言っていても、
実際にゼロから説明すると
「そこはわかっている」と思ってしまうのです。
確かに、その部分は本当にわかっているのかもしれませんし、
その部分が必ずしも、苦手になっている原因ではないのかも知れませんが、
「そこはわかっている」
という気持ちになること自体が学びにとってとてつもないブレーキなのです。
コンピュータのように、記憶から完全に抹消することができるのなら
「学び直し」や「やり直し」はそれほど難しくないと思うのですが、
人間にとって特定の記憶を自覚的に抹消することは不可能です。
「それはわかっている」
という気持ちをはさまずに、どれだけ言われた通り忠実にやれるかが勝負となります。
そもそも、
「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」で勉強しなければよいのです。
学校の授業が始まってもいない上に、高校の教材が手元にない状態で、
半年分も1年分も先取り学習することは
「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」を産みやすくなります。
そして、
「学び直し」、「やり直し」が必要になるのですが、
「そこはわかっている」
という気持ちが湧き、結局きちんとマスターできずに終わるという事例があるのではないでしょうか。
(心当たりがある人が多いのではないでしょうか?)
もちろん、
先取り学習が普遍的に悪いと言っているのではありません。
私立中高一貫校のように学校を上げて組織的に先取り学習をしていれば
「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」で勉強しないので、
先取り学習が効果を上げるはずです。
しかし、
公立中学を卒業し、
公立高校に進学する生徒が、
中途半端な学習塾の先生の指導のもと、
自身が通う学校のペースを無視して独力で先取り学習をするのは
「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」を産みやすくする学習方法であり、
一般的にはおすすめできない方法であると石川は思います。
(もっと言えば、独力でやっても「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」ではやらない、
相当力のある生徒に限定された方法であると、石川は思います。)
「そこはわかっています」
という生徒が稀にいます。
(現在の塾生ではありません。)
しかし、
ほとんどの生徒は、
「そこ」が原因で疑問になっているという認識がないだけで、
解決すべき所は「そこ」なのです。
高校の勉強に限らないと思いますが、
「学び直し」「やり直し」を難しくしているのは
おそらく、このことが原因です。
「中途半端に」、「なんとなく」、「雰囲気で」、「だいたい」勉強した、
という感覚があるために、クリアーな状態から説明を聞くことができないのです。
本人に苦手意識があり、
「ゼロから説明してください」
と言っていても、
実際にゼロから説明すると
「そこはわかっている」と思ってしまうのです。
確かに、その部分は本当にわかっているのかもしれませんし、
その部分が必ずしも、苦手になっている原因ではないのかも知れませんが、
「そこはわかっている」
という気持ちになること自体が学びにとってとてつもないブレーキなのです。
コンピュータのように、記憶から完全に抹消することができるのなら
「学び直し」や「やり直し」はそれほど難しくないと思うのですが、
人間にとって特定の記憶を自覚的に抹消することは不可能です。
「それはわかっている」
という気持ちをはさまずに、どれだけ言われた通り忠実にやれるかが勝負となります。
そもそも、
「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」で勉強しなければよいのです。
学校の授業が始まってもいない上に、高校の教材が手元にない状態で、
半年分も1年分も先取り学習することは
「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」を産みやすくなります。
そして、
「学び直し」、「やり直し」が必要になるのですが、
「そこはわかっている」
という気持ちが湧き、結局きちんとマスターできずに終わるという事例があるのではないでしょうか。
(心当たりがある人が多いのではないでしょうか?)
もちろん、
先取り学習が普遍的に悪いと言っているのではありません。
私立中高一貫校のように学校を上げて組織的に先取り学習をしていれば
「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」で勉強しないので、
先取り学習が効果を上げるはずです。
しかし、
公立中学を卒業し、
公立高校に進学する生徒が、
中途半端な学習塾の先生の指導のもと、
自身が通う学校のペースを無視して独力で先取り学習をするのは
「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」を産みやすくする学習方法であり、
一般的にはおすすめできない方法であると石川は思います。
(もっと言えば、独力でやっても「雰囲気」とか「なんとなく」とか「だいたい」ではやらない、
相当力のある生徒に限定された方法であると、石川は思います。)
この記事へのコメント
心当たりがある者です。
私の大学受験は10年以上前に終わり現在社会に出ている人間です。
先生の若い子達の後押しに奮起される姿が目に浮かびます。
さて、先取り学習は難しいテーマです。数学に限ったことではありませんが、その学問全体へのイメージが出来ているか否かが非常に重要だと考えます。
例えば、三角比を学んだ後に三角関数を学び、周期関数の良さを楽しむかどうかなどが挙げられます。今学んでる数学はその先の手札の1つということを知って、楽しんで欲しいです。
しかし、各々のテーマが数I、数II、数IIIで独立していると捉えることが「なんとなく」という濃霧を産むと予測されます。
「そこは」わかります。本当にそうでしょうか?
私は若い子達(彼らはハタチを過ぎてますが...)に下記の式を伝えております。
わかる≠解ける≠説明できる
全体のイメージが出来ているかどうかで、わからない人にわかるように説明出来るようになると思います。先取り学習は効果的ですが、使い方を間違えると霧の中で迷子になり、「わかる」で終わります。
是非、先生の力で導いてあげてください。
駄文失礼致しました。
コメントをいただきありがとうございます。
そして、
力強いお言葉をいただき、本当に感謝致します。
すでに知っていることとの関係や、違った見方を知ったときの、ある種、感動とも言える楽しさが学習する醍醐味でもあると思っています。
「今学んでいる数学はその先の手札の1つということ」という認識はとても大切であると石川も感じ生徒に強調するところです。
「その問題の答えが出てくる意味など大したものではない。その問題を通して数学の道具を整備することが大事なのだ」と声を張り上げています。
石川が対象としている高校生は16歳から18歳。
論理的に考え個々の現象を抽象化して理解する、ことを始めたばかりであろうと思います。
だからこそ、未熟であることも、拙いことも、石川は認識した上で、
「未熟なままではいけない!」「拙いままではいけない!」と訴えています。
塾生が「わかる(わかったつもり)」で終わらないように頑張ります。
今後ともご意見をいただけると大変ありがたいです。